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着物を掛ける道具って何という?

和装の店では着物が展示されていたり、帯や反物が展示されていたりします。
その展示には衣桁(いこう)や撞木(しゅもく)が使用されているのですが、最近では生産されている会社も減っていきました。
当社で木製とプラスチック製、展示のための小物も販売していますので少し紹介をしておきたいと思います。

きものを展示するための衣桁(いこう)

衣桁はきものの柄がわかりやすく見えるようにするためのディスプレイ什器です。
上の棒が2段と1段があり、2段のものは2段目の棒に、1段のものはその棒にきものの袖を通します。
きものを全体的に掛けてしまうので、1段式の衣桁は展示時にはほとんど見えなくなります。
その意味では、1段式ならプラスチックの衣桁で問題ありません。

2段式の衣桁は上の棒が見えるので、装飾にこだわったものが多くなります。
例えば棒の形が四角形や、六角形になっていたり、縦の支柱に飾り金具が付いていたりと展示された時の装飾あります。

素材は、木製は安定感もあり、塗装も下地から3重塗装で漆塗りのような光沢です。
逆に木製は軽くどこにでも持ち運びが可能です。
お店には木製、展示会などにはプラスチックという利用の仕方が良いでしょう。

裾を見せるための房飾りクリップ

きものの場合、裾まで柄が入ります。
衣桁での展示時に裾の柄まで見てもらうために裾を捲り上げるのが房飾りクリップです。
やはり単純にクリップではなくクリップ部には扇の金具や菊の飾りが装飾が入ったものを使います。

撞木(しゅもく)で帯を展示する

帯や反物のように柄が入ったものの展示には種目を使います。
柄を見せるために2尺〜6尺まで用意されています。(1尺=30.303cm)
大きさにはもう1点、鯨尺いう和裁で使われていたものさしがあり、鯨尺に合わせたサイズもあります。
(鯨尺1尺=約 37.88cm)

素材は衣桁と同じように木製とプラスチックの2種類があり、木製は3重塗装を行っています。

きものを着終わった後のメンテナンスは

着物を着終わった後、湿気をとるために必ず着物を陰干しします。
よく使われるのは屏風型の衣桁が使われています
昔は、屏風式の衣桁が家庭に一台あるのが普通でしたが、着物文化が廃れ、見かけることも少なくなりました(私の実家にもあります)。
ただ、そのために屏風式の衣桁を用意するのは大変なのでハンガーラックでも良いと思います。

着物もかけられる背の高いハンガーラック

和風にこだわらず、着物を掛けるためだけであれば、背の高いハンガーラックがおすすめです。
着物だけでなく、腰紐や伊達締めも掛けておくことができ、必要な小物をすぐに手に取れるので着付けが楽になりますよ。

着物もかけられる背の高いハンガーラック

最後に

着物の大敵は湿気によって起こるカビ。
着物を着終わった後の陰干しは最低限のお手入れ方法です。
お手入れに必要なアイテムをそろえて、大切な着物を長く愛用できるようにしましょう。
使用用途に合わせた幅をお選びいただけます。