こんにちは、美d生活工房の酒井です。
今回は事業所で使う業務用ハンガーラックの特徴についてまとめてみました。
当店の業務用ハンガーラック「タフグラン」は発売開始から40年が経ちます。
発売当初から百貨店やアパレルショップ、物流で使われている業務用です。
最近では他店でも耐荷重も上がって、大手通販メーカーの商品でも業務仕様を訴求するようになってきました。
ただ、私たちは「業務用」と「業務仕様」は別物だということを主張しています。
では、それはどの様な点からでしょうか。
今までにも同じことを部分ごとにお伝えしてきましたが、今回は業務用の特徴をまとめてみました。
組立不要のハンガーラック
当店の一番の売りは組立不要の完成品であることです。これは商品ページにも書いてあることです。
例えば、家庭用で1台だけ購入した時には組み立てもお父さんに頼めばいいだけですみます。
ただ、複数台購入したらどうでしょうか。
社員の業務時間が組み立て時間に取られてしまいます。
それよりはもっと重要な仕事のために時間を使ってもらった方が良いですよね。
また、組み立てには思った以上に場所を使います。
一般的に家具の組み立てには実際のサイズの2倍のスペースが必要になると言われています。
これから片付けないといけない商品の洋服や衣装があるのに、組み立てスペースの確保は大変です。
業務用はやはり完成品であることが重要だと考えられます。
キャスターのストッパー無しと移動性能
タフグランハンガーラックの標準仕様はストッパー付きキャスターが対角線上に2つ付いています。
ただ、業務ではハンガーラックの移動が頻繁に行われることになります。
移動が多い場合は、いちいちストッパーを解除して移動していては手間になります。
そこでストッパー無しの選択が可能になっています。
一つ目の例としてアパレルメーカーからの物流倉庫です。
出荷が頻繁に行われる倉庫では、ハンガーラックの移動も行われますし、いちいち足下のストッパーを解除していくのも大変です。
次に当店のハンガーラック はアイドルグループの衣装を掛けるためにご利用いただいています。
メンバーが多いこのグループでは、毎年行われているコンサートで衣装を10tトラックで運びます。
この時、ストッパーが邪魔になるそうです。
またステージ上にはケーブルもあり、衣装を移動するときにストッパーがケーブルに引っかかることもあるという話でした。
もちろんストッパーなしのキャスターでも勝手に転がっていくことはありません。
次に必要になるのは洋服を掛けていてもスムーズに移動できる移動性能です。
当店のキャスターは洋服を掛けても移動しやすいようボールベアリングをキャスターにだけではなく、水平回転にも使われているので移動性能に優れています。
段差に強い大型キャスターの商品も用意しておりますし、小型キャスターの商品でも大型キャスターに変更することは可能です。
まずはご使用になる場所をご相談ください。
使用しない時のスタッキング
業務で使用する時には商品である洋服が納入される前のハンガーラックを準備しておく必要があります。
ただ、その時は少しでも場所を取らない方がいいと思います。
当店は元々の業務用なので、重ねて(スタッキング)片付けることができる様に設計をしています。
これによって複数台のハンガーラックを狭いスペースで保管しておくことが可能です。
使用していないときのことまで考えて設計されているのが業務用です。
長期間の商品を提供できる体制
最初に話した通り、当店のハンガーラック は発売してから40年が経ちます。
その間には、技術面での変更や細かな仕様変更を行ってきましたが、基本設計は同じです。
お客様からよくご連絡をいただくのは、高さ調整用の固定ネジを無くしてしまったというお問い合わせをいただきますが、その時にはご提供が可能です。
仕様変更が行われていないので、何かトラブルがあってもパーツの提供ができるので長期間安心してお使いいただけます。
また、しばらく経ってから追加で購入したい場合にも商品の提供が可能なので、店舗の雰囲気を崩したくない場合でも、同じ商品が可能です。
同じタイプのハンガーラック でも、カラーを豊富に用意していますので、店舗の雰囲気で合わすこともできます。
大手メーカーのものは海外製で1ロット生産する輸入して在庫がなくなるまで販売して、その後は売れ行きが悪いと生産されることはありません。
最後に納入をする際の対応方法も違います。
最後に商品だけではなく、納入方法にも様々な対応をさせていただきます。
例えば、大口の場合に専用のチャーター便を手配することも可能です。
チャーターなら物流倉庫などで納品時間が決まっている場合にも対応が可能です。
設備を卸販売されている場合や設計事務所様なら、納品先に直送もできます。
チャーター便を1台頼むほどではなくても通常便で運ぶのが難しい場合は合い積みチャーターという形で何件かご注文先の荷物をまとめてチャーターを頼むことも可能です。
チャーター便だと別途送料がかかってしまうこともありますが、この様な形で送料を下げることも可能です。
この様にお客様に応じて納品の対応する体制があるのもメーカーからの販売を行っているからです。
事業所様のご要望にはできる限り対応をいたしますので、なんでもご相談ください。