ハンガーラックの頑丈さは耐荷重だけでは決まりません。
最近、当店のハンガーラック以外でも耐荷重が上がってきました。
しかし、海外で生産をして輸入している関係上、組み立て式ハンガーラックがほとんどです。
これは船便でコンテナ1台あたりの輸送費が決まるため、安くするために1台のコンテナに少しでも多く積み込むため組立式にしており、仕方のないことだとも言えます。
ただ、組立式は組立不要のハンガーラックに比べて頑丈さは落ちます。
最近では、業務仕様と謳っている組立式ハンガーラックを見かけますが、物流やアパレルの販売店舗でも組立式を使っているところは見かけません。
それはなぜなのでしょうか、説明していきたいと思います。
組立式ハンガーラック のネジは振動で緩んでいきます。
組立式ハンガーラックのほとんどは、脚部と縦の支柱パイプをねじ止めします。
最近の設計では、支柱パイプの下に半円のマルパイプと脚部パーツの下に半円パーツをつけて挟み込んで強度を出そうとしています。
しかし、どのようにしても、ネジは振動で緩みます。
特に業務用で使われるハンガーラックは移動することが多く、その振動でネジが緩み、使い始めて数ヶ月するとガタガタするということがあり得ます。
移動時はパイプとパイプの接合部分に負荷がかかります。
ハンガーラックを移動がする場合、どうしても洋服を掛けた状態で支柱の上の方を持って引っ張ることになります。
この時、支柱と脚部の接合部に負荷がかかります。
目ではわかりませんが、平行四辺形のような歪みが発生して、停止したら戻ります。
この動きは接合しているネジも振動になりネジが緩む原因となります。
また、キャスターもベアリングを内蔵してスムーズに回転するものでないと、小さな段差などで止まってしまいさらに負荷がかかります。
脚部、接合部がプラスチックパーツは論外です。
特に安いハンガーラックは接合部や脚部がプラスチックパーツのものがありますが、購入したその日に服を掛けて移動をしたら壊れてしまったという話もあります。
また、安いハンガーラックの場合はキャスターの動きも悪く、洋服を掛けた状態では動かせないものもあるのでご注意ください。
タフグラン業務用ハンガーラックは溶接での組み立て不要だから頑丈です。
本的に長期間、頑丈なハンガーラックとは、完成品(組立不要)のハンガーラックになります。
特に、当店のタフグラン業務用ハンガーラックは、接合部分が完全溶接になっているので、ネジ式と違い移動時の負荷を抑え歪みが出来る限り出ないようにしています。
また、高さ調整の重なり合うパイプ同士の太さにも差がなくして振動を少なくしています。
ハンガーラックは頑丈さ組立不要と同時、各部に頑丈への対策が必要です。
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