ハンギング
アパレル商品をハンガーに掛けて、ラック等に吊るして陳列すること。
畳み直しの手間のかからない陳列方法です。
お客様が商品のデザインを把握しやすい、手に取りやすいというメリットがあります。
一方でニットなどは長時間ハンギングしていると伸びてしまうので注意が必要です。
ちなみに…
物流の現場でもハンガーに商品を吊るした状態で店舗に輸送することをハンギングと呼びます。
作業効率が向上や商品にシワができるのを予防できるなどのメリットがあります。
一方で、荷姿が大きくなり、輸送効率が低下するデメリットもあります。
スリーブアウト
商品の横面(袖=スリーブ)を見せるハンギング陳列
たくさんの商品を陳列できるため、サイズやカラーなどのバリエーションを分かりやすくお客様に伝えることができるディスプレイ方法です。
商品が取りやすく、戻しやすいため買い物をしているお客さまにも陳列をする店員にも優しいというメリットがあります。
注意すべきなのは掛ける商品の量です。
一般的に1200mmのラックに24枚の服を掛けるのがちょうどいいと言われています(商品によって異なります)
あまりぎっしり掛け過ぎるとお客様が商品を取りにくい、戻しにくいため、見るのを辞めてしまうかもしれません。
フェイスアウト
商品の正面を見せるハンギング陳列
商品の付加価値をアピールするのに適したディスプレイ方法です。
新作、人気商品などをフェイスアウトでディスプレイしてお店の顔にすることが多いです。
しかし、陳列するのに面積を多く使うので陳列できる商品が少ないことがデメリットなので注意が必要です。
まとめ
服をハンガーに吊るしてディスプレイすること(=ハンギング)にはスリーブアウト(横向き)とフェイスアウト(正面向き)の2種類あります。
それぞれのメリットとデメリットをよく理解して、商品ごとに陳列方法を考える必要があります。
お客様が「見やすい」「選びやすい」「買いやすい」ディスプレイを目指しましょう。
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